皆さんこんにちは。
先週末、PPCS【特別講演】「米国の麻酔科看護師に学ぶ」が開催されました。
今回は米国CRNAとして活躍された渡辺先生にご講演をいただきました。
渡辺先生は交換留学生としてペンシルベニヤ大学に留学、麻酔科看護師コースに進学しCRNA国家資格を取得しCRNAとしてご活躍。一時帰国後、再度米国に渡米しワシントン大学（セントルイス）で胸部心臓外科専門のCRNAとして約30年間ご活躍されました。
当時の壮絶な臨床現場でのご経験や、看護師としての役割・やりがいを含めお話し頂きました。
日本と米国とでは、医療現場のシステムが大きく異なる事もあり、全く同じようなシステムを導入することは非常に難しい状況ですが、現在日本では特定看護師（仮称）の法制化に向けた議論が進められています。特定看護師とは、米国の高度実践看護師（APN）に追従するものであり、各専門分野に特化した看護師の活躍を期待するものです。もちろん、周術期管理も含まれているため、周術期に携わる医療従事者のコミュニケーションや議論の場、さらに教育研究発表や情報交換の機会は、今後いっそう重要になってくる事でしょう。

ご協力頂きました先生方、メーカーの皆様に感謝を申し上げますとともに、ご参加いただきました皆様にも深く御礼申し上げます。今後ともPPCSスキルアップセミナーを宜しくお願い申し上げます。